職場のイジメほど陰険なものはないでござるな。

拙者も、コンビを組んでいたお局に何度も空気にされた経験があるでござるよ。

ちょ~っと逆らっただけなのに、何が気に入らなかったのか空気扱いの処刑。同僚達もお局を恐れてそれに従うしかない状況でござった。本当に、女のイジメは陰険でござるよ。

私が看護婦長になった頃から段々とイジメが酷くなる

34歳 女性 動物看護師

私は動物病院に勤めていました。そこでの職場いじめで一番辛かったのは、病院の院長の嫌がらせ。

最終的にその職場では10年ほど働いたのですが、最初の5、6年はいじめなど全くなく、むしろ仲が良かったほうです。院長はもともと無口な人でしたが、酔っ払うと饒舌になり、忘年会の飲み会ではよく私の働きぶりを皆の前で褒めてくれたりで、他のスタッフより買われているなぁと優越感に浸っていたくらい。

それが、だんだん後輩のスタッフが増え、私が看護婦長になった頃から段々と態度が変わっていきました。

例えば、仕事を頼む時、私が目の前に居てもスルー。他のスタッフを探して頼むようになったこと。

これは最初は「後輩に仕事を覚えてもらうためにやってるんだな」なんて考えていましたが、全く仕事を回されなくなり、あれ?と違和感を感じるようになりましたね。

さらには、私の行動を監視してみて粗を探すようになり、少し気になると他のスタッフの前で「このやり方はダメなやり方の見本です」と晒し者のように注意される地獄の日々が始まりました。

何をするにも一挙一動ダメ出しされるようになり、息をするのも震えるくらい辛い日々でしたね。

夢の中でも院長から怒られている夢を見る毎日は地獄

何をするにも、間違っている何年やってると思ってるんだ?そんなんじゃ何も任せられない!向いてない!とネガティブな言葉をぶつけられ、どんどん心が消耗していきました。

仕事をしようにも、院長の視線を感じると手が震え、今まで普通に出来ていたことも出来なくなっていきました。

夜仕事から帰ると、倒れこむように横たわり、でも寝てしまうとまたすぐ明日になって仕事が始まるから寝たくない。というか、寝ようと思っても日中受けた酷い言葉や態度が頭から離れなくて、なかなか眠れない日々が続きました。

夢の中でも仕事していて、ミスして院長に怒られて目が覚め、あぁ夢で良かったと安堵することも増えていきました。

自分のやることに自信がなくなり、本当にこれであってるのかな?と何度も確認するので仕事は遅くなる一方。追い打ちをかけるように、後輩からバカにされているんじゃないかと被害妄想に苦しみました。

よく覚えているのは、手術の助手に入った時のこと。

震えてる手で必死に助手をしていましたが、院長から「もう手術にならん、〇〇さんと交代」と言われました。後輩と代わるよう言われる悔しさ、惨めさ、恥ずかしさで目の前が真っ暗になったことを思い出します。

毎日生き地獄でしたね。

院長のイジメで身も心もボロボロでPTSDに陥っていく

何か他の趣味で気分転換を!と考えましたが、四六時中頭の中は院長のことで一杯。休みの日でも「明日はどんな嫌なことがあるんだろう」って思考から抜け出せなくなり、気を紛らわせることすらできません。

院長からのいじめは日に日にひどくなり、もう心は死んでいました。

友達に話すのも恥ずかしくて、親にも心配をかけたくなくて、でも誰かに聞いてほしいと考えました。

実は院長のスタッフいじめは私が初めてではなく、今までいじめで辞めていったスタッフが数人いたので、私はその人達に相談することにしました。実際に会って話を聞いてもらうと、自分でもびっくりするくらいに涙が止まりません。

嗚咽で話せなくなるほどです。

でも、今の自分の状況や、辛い気持ちを聞いてもらうだけで本当に心が軽くなっていくのを感じました。そのスタッフは、「気持ちは痛いほど分かるし、無理して続ける必要はないよ。」と言ってくれました。

思えば私は、他のスタッフが院長のいじめにあっているのを知りながら、特に何もケアをしていませんでした。

院長がああいう態度を取るのは、本人も原因はあるし、まぁあれぐらいどの職場でもあることだろうくらいですよ。それがイザ自分が標的になると、人からいじめられることがこんなに辛い事なのかと初めて実感しました。

同じ経験をしたことのある人にアドバイスをもらうことで、私だけがこんな辛い思いをしてるわけじゃないと随分心が楽になりましたよ。

イジメを受けると自己肯定感が下がり危険な状態に陥る

結局院長からのいじめは、私が妊娠して退職するまでずっと続きました。

退職することが決まってからの2ヶ月ほどは、ほとんど存在を無視されている状態。自分が空気になったようで、本当にきつかったですね。

それでも辞めずに続けてたのは、ほとんど女の意地ですよ。

でも、段々そういう扱いを受けるのも痛みの感覚が麻痺していき、傷つきにくくなったのもありますよ。それでも退職して2年経った今でも、未だに仕事でミスをして院長から怒られる夢を見て、うなされながら起きることがよくあります。

心の傷は、治ったかのように見えても、長く残るものなんだなぁ。

また新しい仕事を始めたことで、だんだんその傷も癒えていったんです。

いじめを受けると自己肯定感が下がり、無能な人間だ、価値がないんだと自分に呪いをかけてしまいます。

よりパフォーマンスはさがり悪循環。

私の場合、仕事を始め、周囲の人と協力しあって働いたり感謝されたりする経験により、少しずつまた自信が戻ってきました。自分にも出来ることはあるんだなぁって再認識から始まり、自分にしかできないこともある!って自信を持てるようになったのです。

またいじめの痛みを知ることにより、もし誰かが同じ気持ちになっているなら話を聞いてあげたいし、寄り添える存在になりたいと勇気を出せるようになりましたね。

辛い時期ではあったけど、自分を成長させてくれた経験としてこれからに生かしたいです。

院長からの壮絶なイジメで退職しても残る傷まとめ

いやはや、男の隅にも置けない男でござるな。

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