NECからリストラされた50代の逆転転職!諦めず応募し勝ち取った内定

大手企業が挙ってリストラを発表したので、社員の方々は夜も眠れない日々が続いているのではないでしょうか?

ひと昔前までは一流企業に入れば、死ぬまで安泰だって言われていたのに、もはや終身雇用制度が崩壊している日本では幻。

私の父も55歳で定年退職して新設された部署の長になり、関連会社に再就職し持病で倒れるまで働き続けられました。

(1998年以前は55歳定年でもOKでした)

今回は、ひとたび大手企業の社員がリストラされると、転職市場では敬遠さえるお話。

NECからリストラされ55歳で初めての転職活動

こんにちわ!現在71歳男の佐竹です。

55歳の時に大手電機メーカーのNECでリストラに合い、現在は金属部品の中小企業の品質担当をしています。

大学卒業後に定期採用で入社し、一貫してデバイス部門の事業部に勤務しマネージャーを務めるまでに成長。

そこでは、役員になりそこねた55歳は、ライン長の座を若手に譲り担当部長的な役割にチェンジする事が暗黙の了解でした。

もちろん私も55歳になって、ラインの長を自分が育てた後輩に譲り、スタッフ的な役割に徹して現場でそれなりの働きをしようと考えていました。

そんな矢先に、会社の経営不振から希望退職が募られることになりました。

希望退職と名ばかりで、半ば指名で肩たたきが行われるのが実態。

その会社では、60歳定年で55歳を過ぎて退職すれば、定年退職扱いとなる事から、55歳以上の社員を中心に肩たたきが行われ、私もその対象となってしまったのです。

このリストラの経験は、人生で今まで経験した事のない一番辛かった出来事ですね。

当時の事業部長は私と出世争いをしていた同世代の同期。

私が開発した商品で事業部の経営が順調だった時に、その順調な事を自分の成果として面接等で発表して事業部長となった事もあり、その人の経営手腕が悪い事で事業部の経営が一気に悪化し、全社の中でもリストラ人員が最も多く要求された事にも非常に腹立たしさを覚えました。

しかも、私が育てたその時のマネージャーが、申し訳なさそうに話す姿を見ていると、ゴネれば彼を困らせる事になると潔く身を引いて退職する決断。

私は失業保険を受給するために、ハローワークを訪問する必要があり、そこで再就職先を探し始める事になったのです。

55歳にして、生まれて初めての転職活動でした。

NECからリストラされショックで転職活動どころではない

ある意味想像だにしなかったリストラで、生活設計が大きく狂ってしまいました。

幸い子供2人は独立して、夫婦2人が生活できるだけの収入が得られれば良いのですが、年金受給まではとにかく働かねばならない現実に直面。

しかし、元の会社を辞めさせられた事に対するショックが、時間と共にジワジワと高まり何となく自分が抜け殻となってしまっている状況がしばらく続き転職どころではありません。

失業保険の給付にも期間があり、いつまでもそんな状況ではいけないと考え2か月ほどして、ようやく本格的に職探しを開始。

早期退職したので、再就職先の条件としては、給与面より長く務められる事に重きを置いて検索。

60歳で定年退職しても、結局数年間働けるところを探す必要があるじゃないですか?

ですから私は、70歳まで細く長く働けるところがあればベターだと考えました。

こうした考え方を持つ事で、前向きに新たな仕事探しに注力できる様になったような気がします。

しかし55歳を超えてからの再就職は容易ではありませんでした。

自分のキャリにとらわれず、歳は取っているものの新入社員として仕事に取り組む覚悟でハローワークを中心に仕事探し。

私の住んでいる市や隣の市には、中小企業が多く、特に金属メーカーが何社もあり、こうしたメーカーでの購買や品質管理等のスタッフ業務の求人を中心に探しました。

元の会社を退社して5か月目に、4社目の面接で、現在の金属部品会社の品質管理の担当として採用しえもらう事が出来ましたが、面接を受けてはNGの結果が出るたびに、落ち込んだ事も辛い思い出です。

NECのネームバリューが仇となり書類選考すら通らない

歳は取っているものの、新入社員の気持ちで再就職して頑張ろうと心に決めていました。

しかし面接を受ける際の履歴書に、大手の電機メーカーであるNECで技術マネージャーまで務めたキャリアが、中手企業の経営トップには引っ掛かったようで、いくらこの会社で一から勉強して頑張るつもりだと強調しても、敬遠されている事が感じ取られました。

自分はキャリアをひけらかすつもりもなければ、大企業と中小企業を比較して、新たな会社を見下すような事は絶対にするつもりなど毛頭ありません。

もし採用してもらえれば、大手の電機メーカーから最後に捨てられた事を見返すためにも、自分の持てる力をその会社に注ぎ込む事だけを考え、キャリをひけらかすのではなく、少しでもその中小企業に導入できる点があれば、一社員として提案するスタンスで臨もうと考えていたのに…チクショーって心の中で叫んでいましたね。

しかし、この素直な気持ちが中々経営者に理解してもらえず、煙たがられて中々採用してもらえなかったのは本当に悔しいとしか言いようがありません。

書類で落とされたり、面接までこぎ着けても、そうしたキャリアが逆にアダとなって採用されない事が続くと、何度も落ち込み酒で紛らわせる日々が続きました。

自分のキャリアを履歴書上でなかった事に出来ず、キャリアがアダとなり採用に至らいないのは、シャレにもなりませんよね?

自分ではどうする事が出来ない面もあり、素直な自分の気持ちをいかにすれば理解してもらえるのかと、面接に当たって、いかにそうした点を訴求すべきか、何度も考えを巡らせたものです。

転職活動を行う中で、この点が最も辛い点でもありました。

NECからリストラされたが転職先で71歳でも働ける

再就職先を探す時に収入面よりも、できれば細く長く務められる会社がベターと考えた活動。

それが今の会社で実現できている点が、唯一、転職条件を満たせたて良かったかな?

定年退職は65歳の条件で採用され、その後は1年毎の契約ですが、71歳の現在でも勤めていられています。

その点では、今の会社の社長や経営陣に感謝しています。

元の会社で60歳定年満了まで務めた同期のメンバーの多くが、再就職できずにアルバイトでしのいでいる姿を見ると、むしろ少しでも若い55歳で再就職にチャレンジできたことが、良かったかなぁ。

逆転人生ってこのことを言うんでしょうね!

今の会社の社長や経営陣に、元の会社で経験し優れたマネジメントシステムで、今の会社の規模や実態にも適用できるようにアレンジして、上から目線ではなく、一社員の提案としてやんわりと提案し、多くの提案が採用され経営陣にも喜ばれています。

採用面接で、大企業のマネージャー経験者など使いにくい存在だと思われている事を肝に銘じ、提案する場合には慎重に今の企業の課題と規模に応じた解決策に必ずアレンジし、受け入れやすい提案として行って来たのが功を奏したんだろうと思います。

確かに、大企業でそれなりの役職についていた人の中には、自分がその会社を背負って来たかのような態度で再就職先で接する人が居ると聞きます。

こうした人が居る事で、大企業出身者が敬遠され、中手企業に大企業の良い点をアレンジして導入し、生産性を高める事に寄与できなくなっているのは、日本の産業界全体を考えても、非常にもったいない事だと言えるでしょう。

私達は企業戦士として長年戦ってきたんですから、自信をもって前へ進んでください。

あなたを待っている企業はいくらでもありますから。

NECからリストラされた50代の逆転転職まとめ

最後に要点を纏めておきますので参考にしてください。

  • NECからリストラされ55歳で初めての転職活動
  • リストラされたショックで転職活動どころではない
  • NECのネームバリューが仇となり連続で書類選考落ち
  • リストラされ随分とNECを恨んだが今はハッピー

私も元職場や同僚への恨みの念が消えるまで、5年以上かかりましたね。

佐竹さんと同じように、今ではいい思い出です。

リストラされて負け組だった中年男が稼ぐ仕組みをつくって人生逆転した方法

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事