ぐっさんです!

困っている人を見ると、ついつい助けてあげたくなったことはありませんか?それとも皆さんは無視する派ですか?

僕は、迷惑なことに、おとなしく弱弱しそうな外見をしているので、

宗教の人や寸借詐欺のオッサン(オバハン)からよく声を掛けられます。

20代30代の頃は、律義に話を聞いてあげてました。

宗教施設に連れていかれたこともあるし、梅田でキャッチに捕まって、半ば監禁されたこともあります。

でも、この歳になると「 ポリ署に行って、話そうや 」で瞬殺です。残念。

若いと経験がないから、分からないよね。

20代の男性会社員が一番辛かったこと

27歳 男性 会社員(営業)

彼が詐欺にあって一番辛かったのは、次のようなシーンです。

当時大学生だった私は、アルバイトから自転車で帰宅中でした。

大好きなバラエティ番組を見るために、スピードを出して進んでいたところ、

とある交差点で突然男性の方に声を掛けられました。

その内容が、「 A市まで、ここから徒歩でどれくらいかかりますか? 」というものでした。

A市は現場から距離にして50キロくらい離れており、ここから徒歩で行くとなると、相当な時間を要します。

そのあたりのことを伝えると、何やら「 50キロかあ、困ったなあ 」とかなんとか言っているので、

「 どうされたんですか? 」と尋ねたところ、

「 自宅に財布を忘れてきてしまって…云々 」。

で、ちょっと気まずい時間が流れ始めたその時、その男性の方が、

おもむろに「 あとで絶対に返すから、お金貸してもらえないだろうか? 」と言ってきました。

さすがに抵抗感を感じた私は、今持ち合わせがないと断ることに。

で、その場を離れたのですが…。

10分くらいたってから、なんだかすごい、表現が正しくないですが、

かわいそうな気持ち( 罪悪感の方が正しいかな )になってきたんですよね。

というわけで、もと来た道を帰っていき、男性を探すことに。

すでに現場を離れていたため、なかなか見つけることはできませんでしたが、

人に尋ねながら、30分ほどかけてやっと見つけることができました。

で、「 返してくれなくてもいいので 」といって、3,000円を渡すことに。

ですが、これが完全な詐欺だったわけで。

被害額はわずか3,000円ではありますが、人の善意を裏切る非常に悪質な詐欺でした。

騙されたと分かって感じた痛みとは?

ちなみに、なぜこれが詐欺だとわかったかといいますと、別の日に、

これまた別の場所で、同一人物に声をかけられたんです。

しかも、その内容というのがですね、前回とまったく同じ。

「 ここからA市まで徒歩でどれくらいかかりますか? 」なんか聞いたことあるな、このセリフ。

と思い、その人の顔をよくよく見てみると、やっぱそうでした。

あの時の男性です。

コイツ…、こんな事をして、お金をだまし取っているのか!

で、私はどうしたかといいますと、「 ちなみに、以前もあなた、私に声かけてますよ。

その時3,000円渡しましたけど、アレは嘘だったんですね 」そういった瞬間。

「 え?そうだっけ?あはは 」みたいな感じで、ごまかしながら、

そそくさと去っていきました。

あの時( つまり前回お金を渡した時 )の私の、あの感情は一体何だったのでしょうか?

何とも言えない罪悪感にさいなまれ、30分もかけて男性を探し出し、やっと手渡した3,000円。

なんだか、すっごい自分が間抜けに思えてきました。

詐欺師というのは、私のような間抜けを心の中で笑いながら、

カモにしているわけです。

それを考えるとねえ…。

あの時失ったものは、お金、時間、のみならず、なんというか、

一人の人間としてのプライドをズタズタに引き裂かれたような、そんな気持ちになりましたよ。

ちなみにですが、2回目声をかけられたとき、警察に突き出すことも考えたのですが、

こんな小悪党に、これ以上大切な時間を奪われるのは嫌だったので、放置することにしました。

騙されたおかげで人間不信に陥ってしまう

まず、単純に見知らぬ人に対して、妙な同情心を持たないようにしました。

今回の経験で、人は自分のためなら、簡単にうそをつきますし、

簡単に人をだますということをまざまざと実感しました。

ところで、その男性の容姿はというとですね、割と小ぎれいにしていて、

うーん、なんというか、お金に困っているようには見えませんでした。

話し方も、きちんとした社会人っぽい感じで、

なんというか信頼性が備わっていました。

なので、まさか、あれが嘘だとは思えませんでした。

まあ、詐欺師というのは、そのあたりのことも含めて

入念に計画しているんでしょうね。

身なりが、みすぼらしくて、なおかつ話し方も粗暴なら、誰も相手にしてもらえませんよね?

逆に、身なりがキレイで、話し方もしっかりしていたら、本当に困っているように見えます。

くっそー!こんな、簡単なからくりに気づけないなんて、

当時大学生だったとはいえ、自分の甘さっぷりに本当に腹が立ちます。

ん?ちょっと待てよ。

私が、この男性のことを、信頼できるように見えたっていうことは、

相手も、同じように、カモにしやすい人を厳選していたのかもしれません。

つまり、私は、この男性から「 こいつなら、簡単に金をとれそうだな 」と、思われてしまったわけです。

それも腹立たしいじゃないですか?

もしも私がですよ、強面で、なおかつ、イカツイ服装をしていたら、

絶対にこの小悪党は話しかけてこなかったはずです。

簡単に言うと、ナメられたわけなんですねえ。

こんなに腹立たしいことがあるでしょうか?

しかも、ナメられたうえに、まんまとお金をだまし取られたわけですからね。

以来、自分の見た目にも気を遣うようになった私。

髪型や服装など、それなりに威厳があるというか、

とにかくナメられないような工夫を取り入れています。

騙されて失敗したからこそ成長できたと実感

2回目声をかけられて、前回のあれが、全て詐欺だったということが判明しました。

声をかけられて、相手が前回の男性だと気づいた瞬間、腹立たしい気持ちになりました。

私の善意を完全に裏切ったわけですからね。

怒らない人はいないでしょう。次に、悲しい気持ちになりました。

いい歳した大人( そうですねえ40代半ばごろでしょうか )が、こんなことをして、お金を得ている。

それを考えると、なんだか悲しい気持ちにならずにはいられません。

最後に、もう一度腹立たしい気持ちになりました。

先ほどの腹立ちとは違って、今回は自分に対してのものです。

前述したとおり、2回も声をかけられるということは、私の方にも何かしら原因があるわけで。

要は、カモにされやすい見た目をしていたのが、悪かったということになりますよね?

それに気づいた瞬間、自分に対して腹立たしい気持ちになりました。

プライドをズタズタに引き裂かれ、私の存在そのものを否定されたような、そんな気持ちになったほどです。

とまあ、このように、2回目に声をかけられたことで、いろんな感情が押し寄せてきました。

ただし、この経験があって、なんというか、少し人間的に成長できた気がします。

まず単純に、人をそこまで信用しなくなりました。

これは、ある意味では悲しい結果かもしれませんが、以前の私のように、

見知らぬ人に、あそこまで善意をかける必要がどこにありましょうか?

次に、人間観察力が身についた気がします。

この人はどういう人なのだろうか?

ということを、少ない情報( 見た目や話し方 )から、推測できるようになりました。

こういうのを人間不信というのかもしれませんが、こういった力は、厳しい現代社会を生き抜いていくうえで、とても重要ですね。

特に、家族を持ち、妻や子供を守っていなかければならない立場になったとき、

以前の私のような甘っちょろい考え方では大切な人を守れませんね。

寸借詐欺!善意を踏みにじられた会社員まとめ

では最後に要点をまとめておきますので、参考にしてください。

 典型的な寸借詐欺に遭遇
 善意でお金を貸したのに、プライドを傷つけられた
 しばらくの間、人間不信に陥った
 失敗は、この厳しい現代社会を生き抜くうえで必要

善意を踏みにじられるのは悔しいですが、

騙すより騙される側でいたいと思うぐっさんでした。

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